ディメンションシリーズ 外伝
「ディメンション 女海賊のプレリュード」

1. 構成(あらすじ)

ディメンションシリーズの起点となる episode1 より 20 年前の物語。ディメンションシリーズ episode1 のスピンオフ作品。

バウンティ・ハンターの神崎拓哉が幼少の頃、時空貿易商人として働いていた父親とともにワクチンや医薬品を中心に他時空との貿易を行っていた。そんな最中、時空海賊ジュネと名乗る女海賊が、神崎親子のタイムマシンを襲う。

父親は拓哉に死者を蘇らせるマシンのコアパーツ(通称パナケイアの像)のアタッシュケースを託し、脱出ポッドに拓哉を非難させようとする。ジュネの攻撃を阻止しようとして殺害されそうになる神崎大介。

その時、同じ時空を航行中だったのが女海賊マリー・ライチネン、通称「時空の女豹」だった。彼女は主に金塊などを目当てに貿易商人を狙う輩であった。どうしたものかと考えるマリー。

しかし、神崎大介を助けようとするマリー。拓哉がもっているパナケイアの像を絡んで闘いになるマリーとジュネ。ジェネとの闘いを通してマリーと神崎拓哉の出会いを描く時空物語が始まる。
だが、真の敵はパナケイアの乙女と呼ばれる女性だった。

2.登場人物

(ア)マリー・ライチネン38歳  (幕田 友里 様)

女時空海賊で通称「時空の女豹」と呼ばれる凄腕の輩。主に金塊をターゲットとして貿易船団や商人を狙って海賊行為を働いていた。
時空に係る知識は豊富でナイフを持たせると敵なしというほど腕もたつ。愛機(タイムマシン)PFF30 を巧みに操り獲物を捕獲する。
今回、偶然海賊ジョネに襲われている神崎親子と出会い、息子の拓哉を保護することから2人の出会いが始まる。

(イ)神崎 拓哉 15歳 (鈴木 千景 様)

貿易商である神崎大介の息子。幼少の頃から父親と一緒に働いている。性格はいたって温和で大人しく気が小さい面もある。女海賊ジュネらに襲われたとき、父親により人口蘇生装置、通称女神像パナケイアの像ともにポッドで脱出しようとする。

(ウ)神崎 大介 47歳 (斎藤 翔 様)

時空貿易を営む商人で主に製薬を取り扱っている。神崎拓哉の父親で拓哉を一人で育てている。今回は他の時空で開発された人工蘇生マシンであるパナケイアの像を買い付け運ぶ最中であった。冷静沈着な性格で危険をかい潜りながら貿易を行っている。

(エ)ジュネ・ヨーミョー28歳  (百瀬 めぐみ 様)

女海賊で今回とある時空軍の依頼を受けて神崎親子の運ぶマシン(パナケイアの像)を狙い、襲う。性格は非常に凶悪で、その話ぶりはときとして狂気じみた感じでもある。金目の物や奪取を高額で依頼されたものなどなんでも狙う輩。サブマシンガンウージー片手に容赦なく獲物を狙う。

(オ)ジャクリーヌ・レナス24歳  (榎本 佳乃 様)

神崎大介が渡す予定の死者を蘇らせるマシンの中核部品「パナケイアの像」の受取人。時空青十字団の党首の一人であり、時空を超えて救済を唱える人々に手を差し伸べる「パナケイアの乙女」と呼ばれている。今回、異時空から神崎大介が探し当てたパナケイアの像を受け取るために、自ら大介とカーブラックホール内で落ち合おうとしていたが、その真の姿とは。


3:出演者より

幕田 有里

マリー・ライチネン役の幕田有里です。

ずっと気になっていた神崎拓哉とマリーの出会いですが、ついにこの物語で明らかに!

「女海賊のプレリュード」の世界に入り込んで、楽しみながら今後の展開も妄想してみてください(笑)


 

齋藤 翔

ディメンションシリーズ初参戦!!

神崎大介を演じさせていただきました、齋藤翔です。

時空を股に掛ける運び屋…
とても魅力的な役柄でワクワクしながら収録に挑みました。

歴戦の運び屋として、そして一人の父親として・・・
彼が選択を下すとき、その胸にはどんな想いがあるのだろう。
任務を全うする為に戦う姿はもちろん
父親として拓哉へ向ける想いが皆様にも伝われば幸いです!

どうぞお楽しみください!!


 

鈴木 千景

神崎拓哉の少年時代を演じさせて頂きました、鈴木千景です。

長く愛されているシリーズに参加させて頂けて光栄です。

今回は本編の前のお話し。ミステリアスだったマリーと神崎拓哉の出会いが描かれているストーリーです。

この出会いからどのようにして今の神崎拓哉になっていくのか。
そしてお馴染みの『あの人』も登場します。

尊敬するお父さんとカッコいいお姉様達に囲まれて楽しく収録させて頂きました。
神崎親子を応援して頂けたら嬉しいです。

更に広がっていくディメンションワールドをお楽しみください!


 

百瀬 めぐみ

ジュネ・ヨーミョーを演じさせて頂きました、百瀬めぐみです。

『外伝 女海賊のプレリュード』を、公開前に聴かせて頂きました!

音楽やSEがつくとさらに臨場感が出て、とても聴きごたえのある作品に仕上がりました!

マリーの飄々とした戦い方に年の功…といいますか、
マリーの実力を感じながら対立するジュネを演じることができて、とても楽しかったです!

長く続く作品に携われた事とても嬉しく思います!

またどこかでジュネの活躍が聴けたらいいな~って期待してます!笑


 

榎本 佳乃

ジャクリーヌ・レナス役の榎本佳乃です。
今回はいつもと違う雰囲気の役で少し戸惑いましたがらも、楽しく演じさせていただきました。
そしてジャクリーヌの正体にはとても驚きました!この先の物語がどうなっていくのか楽しみです!